この時期から気をつけたい!熱中症予防のポイント

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夏を前にしたこの時期から気をつけたいのが「熱中症」。気温がそこまで高くなくても湿度が高く、体が暑さに慣れていない6月は熱中症にかかる方が増えてくる時期です。今回は、熱中症予防のための水分補給のポイントなどをご紹介します。

6月の熱中症に注意|梅雨時から対策が必要な理由

熱中症というと、7月?8月の強い日差しが照りつける真夏に起こるイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし実際には、6月頃から熱中症による救急搬送は増え始めます。梅雨時は気温がそれほど高くなくても湿度が高く、汗が蒸発しにくいため、体の中に熱がこもりやすくなるからです。

さらに6月は、体がまだ暑さに慣れていない時期でもあります。暑熱順化が十分でない状態で気温や湿度の上昇にさらされると、体温調節がうまくいかず、熱中症のリスクが高まりやすくなります。真夏だけでなく、梅雨時から熱中症対策を始めることが大切です。

熱中症予防の水分補給|1日2?2.5Lが目安

人の体は約60%が水分でできており、体内では水が常に循環しています。そのため、毎日必要な量の水分を補うことが大切です。体格や活動量によって差はありますが、1日に必要な水分量の目安は約2?2.5Lとされています。

このうち、体内で作られる水分や食事に含まれる水分を差し引くと、飲み物として補いたい量はおよそ1?1.5L程度です。水分補給は一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯程度をこまめに分けて飲むのが基本です。

具体的には、起床時、食事のとき、食間、入浴前後、就寝前などに意識して飲むと、無理なく続けやすくなります。特に睡眠中は、気づかないうちに汗をかいて水分を失いやすいため、就寝前と起床後の水分補給は習慣化したいポイントです。

熱中症対策の飲み物は何がよい?水・お茶・スポーツドリンクの選び方

熱中症予防で意識したいのは、どれだけ飲むかだけでなく、何を飲むかです。日常生活の中でこまめに水分補給をするときは、水やお茶などの糖分を含まない飲み物が基本になります。

一方で、屋外でのスポーツや長時間の作業などで大量に汗をかいた場合は、スポーツドリンクのように糖質やミネラルを含む飲み物が役立つことがあります。汗とともに失われる水分や電解質を補うことで、熱中症予防につながるためです。

ただし、室内で過ごしているときにも常にスポーツドリンクやジュースを飲む習慣がつくと、糖分の摂りすぎにつながる可能性があります。肥満や糖尿病予防の観点からも、日常の水分補給は水や無糖のお茶を中心にし、汗の量や活動量に応じて飲み物を選ぶようにしましょう。

熱中症予防には食事も重要|夏バテを防ぐ食べ方のポイント

1日に必要な水分のうち、約1Lは食事からも摂取しているとされています。そのため、熱中症予防では飲み物だけでなく、毎日の食事をしっかり摂ることも大切です。6月?9月にかけては、暑さで食欲が落ちやすくなりますが、食事量が減ると水分だけでなく栄養も不足しやすくなり、夏バテにつながることがあります。

この時期は、そうめんやうどんなどの麺類だけで簡単に済ませたくなることもありますが、できるだけ鶏肉や卵などのたんぱく源と、野菜を組み合わせるように意識しましょう。食事の内容を整えることが、体力を落とさず暑さに負けにくい体づくりにつながります。

熱中症を予防するには?こまめな水分補給と体調管理が基本

本格的な夏を迎える前の6月?梅雨時は、湿度が高いうえに体が暑さに慣れていないため、熱中症にかかりやすい時期です。だからこそ、こまめな水分補給、規則正しい食事、無理をしない体調管理を意識することが重要です。

熱中症は真夏だけの問題ではありません。日々の生活の中で早めに対策を始めることで、暑い季節をより安全に過ごしやすくなります。水分補給を後回しにせず、毎日の習慣として取り入れていきましょう。

熱中症予防におすすめの参考レシピ

熱中症予防では、水分補給に加えて、食べやすく栄養バランスを整えやすい食事を取り入れることも大切です。暑い時期にも食べやすい参考レシピを紹介します。



Minami Wakako

若子 みな美

2018年10月よりコラムを担当させていただく若子みな美です。レシピの方も12月から担当いたします。日々の健康を作るために大切なのは「今日の食事」を見直すことです。毎日、健康で元気に過ごせるように、今日の食事にすぐに活かせるような、旬の食材や食生活のポイントなどを幅広くご提案させていただければと思います。

若子 みな美
肩書

管理栄養士・フードコーディネーター

経歴

1989年(平成1年)生まれ。病院・福祉施設での管理栄養士として、栄養指導や栄養ケアなどに従事。在職中に祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターの知識や経験を得る。その後学校栄養職員として食育や衛生管理などに従事し、管理栄養士として幅広い知識と経験を積む。

現在は管理栄養士・フードコーディネーターとして独立し「食のハードルを下げる」をモットーに活動中。

レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、食育活動、料理写真撮影、栄養計算などを行い、食に関してトータルコーディネートしている。『栄養バランス × 味 × 見た目』の3つが揃った簡単・時短料理を得意としている。

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