不妊とED

不妊とは、1年間避妊せずに性行為をしても妊娠しない状態を指し、原因の一つにストレスやプレッシャーからくる「タイミングED」があり、ED治療薬の使用は子作りに有効であり赤ちゃんへの影響も少ないとされています。

不妊に悩むカップルは増加傾向で、女性の加齢や晩婚化により自然妊娠の確率が低下しており、特に35歳以降では不妊率が高まり、妊活においては定期的な性行為の継続が重要となります。

不妊治療においては、ED治療薬が保険適用となるケースもあり、医療機関では領収書の提示により割引制度を設けるなど支援体制も進んでいるため、夫婦での相談と早めの受診が勧められます。

不妊とは?

妊娠検査薬が陰性でがっかりする女性

「不妊」とは、妊娠を希望している夫婦が避妊をしないで通常の性生活を行っているにもかかわらず、『一定期間』妊娠しないことをいいます。世界保健機構(WHO)をはじめ、アメリカやヨーロッパの生殖医学会ではこの一定期間を1年と定義しています。日本産科婦人科学会では、「2年間」と定義していましたが、2015年に「1年間」へ変更し、1年間、通常の性行為をしても妊娠しない状態を「不妊」と世界的に定義しています。

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不妊とED

EDで悩む男性

不妊の原因で意外と多いのが、『子作りED』『タイミングED』です。
赤ちゃんを授かるために行うセックスは、義務感やストレスを感じやすく、性器の構造上、女性では問題となりませんが、
男性ではそのストレスが勃起の妨げとなり、『中折れ』や『挿入できない』などのED症状を引き起こします。
その結果、膣内に射精できず、子作りのチャンスを逃すこととなってしまいます。

また排卵日前後で、セックスの回数を増やすことが、人によっては辛いと感じてしまうことも…。
なかなか妊娠しないと、焦りからお互いに心のゆとりがなくなり、険悪なムードになってしまうことさえあります。

子作りとED治療薬

子作りの際にも、ED治療薬のバイアグラ・レビトラ・シアリスは有効です。
また、ED治療薬を男性が使って子作りをしても、産まれてくる赤ちゃんへの影響は、「飲酒」・「喫煙」・「ストレス」・「加齢」などと比較すると、リスクは極めて少ないと言えます。
大切なタイミングを逃さないためにも、うまくいかないようであればED薬の力を借りましょう。

※ED治療薬は、男性の勃起不全薬のため、女性が服用した場合の安全性は確立されておりません。

不妊治療が健康保険適用に

ED治療薬も保険適用に

令和2年9月16日の「不妊治療への保険適用を実現する」とする閣議決定を経て2022年4月から日本生殖医学会が作成した生殖医療ガイドラインにて推奨レベル「推奨度A」と「推奨度B」に分類されている「一般不妊治療全般」と「生殖補助医療」に対して健康保険が適用されるようになりました。
タイミング法においてED治療薬の使用は「推奨度A」であるためバイアグラ錠、バイアグラODフィルム、シアリス錠が不妊治療に限り健康保険となっています。

ED治療薬を保険適用で処方を受けるには様々な条件を定めています。詳しくは以下をご参照下さい。
詳細バイアグラとシアリスが保険適用に!?|竹越昭彦院長コラム

健康保険適用の範囲について

保険適用される「一般不妊治療全般」と「生殖補助医療」については以下を参照下さい。

不妊治療の流れと健康保険の適用範囲

不妊治療に関する支援について(厚生労働省)より画像をクリックで拡大します。

不妊で悩んでいるカップルの割合

2021年の国内調査では、2.6組に1組と実に39.2%の夫婦が「不妊を心配した」経験があると回答され、実際に4.4組に1組の22.7%の夫婦が「不妊の検査や治療を受けたことがある」と回答しています。

また実際に不妊のカップルは、15?20%程度とされています。
女性の年齢別では、20代前半では5%以下、20代後半では約9%、30代前半では約15%、30代後半では約22%、40歳前半では29%と日本生殖医学会は報告しており、女性では加齢と共に自然に妊娠する力が大きく低下することが分かっております。

[Image graph showing the decline of female fertility and the increase in infertility rates by age group]

特に、高齢出産とされる35歳?39歳では不妊の頻度が20%を超え、5人に1人以上の割合となり、また40歳?44歳では3.5人に1人の割合とされています。

女性の年齢別不妊頻度

また別の学会である日本産婦人科医会での不妊率も、20歳代前半までは5%以下、20歳代後半より9%前後の不妊率になり、30歳代前半で15%、30歳代後半で30%、40歳以降では約64%としています。

その他、女性の年齢とは関係なく、男性側に不妊原因がある割合は、約33%と日本産婦人科医会はしています。

初婚時の夫・妻の年齢

厚生労働省『人口動態調査』によると、2019年の日本人の初婚時の夫の平均年齢は31.2歳、妻の平均年齢は29.6歳でした。約20年前の2000年では、夫の平均年齢は28.8歳、妻の平均年齢は27.0歳で、平均年齢は若干上がっているものの、大きな変化ではないように見えます。
しかし、表の通り、人数で見てみると、婚姻総数は減少しているのに対して、高齢出産とされる35歳以上での結婚者数が大幅に増加し、晩婚化していることが分かります。

婚姻後に子作りをスタートすると、その時点で高齢出産となる夫婦の割合が増加していると言え、不妊率を引き上げている原因と言えます。

  総数 19歳以下 20?24歳 25?29歳 30?34歳 35?39歳 40?44歳 45?49歳 50?54歳 55?59歳 60?64歳 65?69歳 70?74歳 75?79歳 80歳以上
2019年 382,421 6,194 67,627 161,074 86,327 38,970 14,622 5,026 1,577 563 228 113 59 28 13
2000年 626,764 21,480 175,387 308,790 92,933 20,926 4,351 1,387 831 382 172 87 26 11
2019年 370,969 3,458 47,627 139,243 93,060 47,930 23,129 10,413 3,446 1,447 653 372 133 40 18
2000年 614,968 10,745 117,347 284,162 135,078 44,912 13,490 5,789 2,453 659 218 72 28 9

出産時母親の年齢の推移

出産時の母親の年齢を見てみますと、2000年では、34歳までに出産している割合が88.1%であるのに対して、2019年では、70.9%へと低下してきており、時代の流れと共に晩婚が進み出産時の年齢も高くなっていることが分かります。

女性は加齢と共に妊娠率が低下し、不妊の割合が増えていくことから、晩婚と子作りの高齢化が不妊増加の大きな一因となっていると言えます。

高齢出産の割合2000年と2019年の比較

不妊の原因がセックスレスの可能性も

受精

妊娠するためにもっとも重要なことは、排卵日に合わせて性行為をし、膣内に射精をすることです。
当然のことと思われがちですが、おおよそ一か月に1回しかこない排卵日に合わせて性行為をし、女性の膣内に射精し、精子を送り込むことは意外と難しく、

  • 生理の日から排卵日を割り出していたが正しく計算できておらず、排卵日とずれたタイミングであった
  • もともとセックスの回数が少なく、女性の排卵が起こったタイミングで精子がいない
  • 子作りの日に男性のプレッシャーによる『タイミングED』によって性行為が中断し、膣内に射精できていない

など、1日しか寿命がない卵子と3日間しか寿命がない精子がであうのは想像以上に大変なものです。

また男女共に妊娠するのに問題がなく、タイミングが合っていたとしても、1回の妊娠する確率は20?30%と考えられ、必ず受精し妊娠するわけではありませんので、限られた排卵日のチャンスを無駄にせず、妊活を進めることが重要です。

妊活には性行為の回数がとても重要!

2日おきに(週に3回程度)セックスをしているカップルでは、生きている精子が女性の体内(卵管内)に常にいるため、排卵が起こった際に精子と卵子が出会いやすくなりますので、妊娠する確率が高まり、1年間で妊娠する確率は80%以上とされています。

セックス自体の回数を増やすことが、妊活の第一歩と言えます。

当院の不妊治療支援への取り組み

当院では不妊治療を行っている方達の支援としてED治療薬を約3割引にて処方をする割引制度を設けております。

この制度をご利用いただく条件として、不妊治療を受信された際の領収書をご提示いただく等の条件もございますので詳細は以下のリンクよりご確認下さい。

監修者情報

本記事については、すべて浜松町第一クリニック院長である
竹越昭彦が監修しています。

竹越昭彦
院長 竹越 昭彦 (たけこし あきひこ)

略歴

  • 1966年生まれ
  • 1991年 : 日本医科大学卒業
  • 1991年 : 日本医科大学付属病院
  • 1993~2002年 : 東戸塚記念病院 外科
  • 2004年10月 : 浜松町第一クリニック開院
備考

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診察は問診のみ。患部を見せる診察はありません。処方価格は外来・オンライン処方ともに同じ価格です。

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浜松町第一クリニックは、2004年の開院以来、男性専門クリニックとしてED治療薬・AGA治療薬の処方を行ってきました。当院では、医師の問診により健康状態や服用中のお薬を確認したうえで、厚生労働省に承認された国内正規のED治療薬のみを院内で処方しており、国内未承認薬や海外製の未承認薬は一切取り扱っていません。診察は問診のみで、ズボンを脱ぐような診察はありません。来院は予約不要で、初診料・再診料は無料です。ご来院が難しい方には、初診からご利用いただけるオンライン診療にも対応しており、電話問診のうえご自宅や職場などへ郵送のほか、郵便局留で受取もできます。

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定期購入の縛りなし
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