勃起の仕組み

勃起は単なる生理現象ではなく、神経、血管、筋肉、そして体内物質が連動して働く複雑なプロセスで成り立っています。性的刺激により脳から信号が伝わると一酸化窒素が分泌され、それにより血管が拡張し、陰茎の海綿体に大量の血液が流入することで硬化が起こります。

勃起を維持・終息させる鍵は「サイクリックGMP」と「PDE5」という体内物質のバランスにあり、PDE5がサイクリックGMPを分解しすぎると勃起が妨げられEDの原因になります。ED治療薬はこのPDE5の働きを抑えることで、血流を改善し勃起を助ける効果があります。

勃起力の低下には加齢や生活習慣病による器質的な原因だけでなく、ストレスなどの心理的要因、薬の副作用など多様な原因があり、それぞれに応じた対処が必要です。生活習慣の見直しや医師への相談、パートナーとの対話が改善の第一歩となります。

最終更新日:

勃起とは?

勃起は一見すると単純な生理現象のように思えますが、実際には脳や神経、血管、陰茎の組織などが複雑に連携することで起こる現象です。正常な勃起には、性的刺激を伝える神経が正常に働くことに加え、陰茎の血管が拡張し、血液が十分に流れ込むことなどが必要です。

陰茎断面図

男性の陰茎には、左右一対の陰茎海綿体と、その下側を通る1本の尿道海綿体があります。このうち、主に勃起に関わるのが左右一対の陰茎海綿体です。

陰茎海綿体は、血液を受け入れる多数の空間(海綿体洞)をもつスポンジ状の組織で、周囲を白膜という丈夫な膜が覆っています。非勃起時には、陰茎海綿体につながる血管や平滑筋が収縮しているため、海綿体に大量の血液が流れ込むことはありません。

しかし、性的刺激を受けると、その情報が脳から脊髄を経由して陰茎へ伝わります。すると陰茎の神経から一酸化窒素(NO)が放出され、これをきっかけとして血管を拡張させる反応が起こります。

一酸化窒素の働きによって、陰茎深動脈などの血管や、血液の流れを調節する螺行動脈(らこうどうみゃく)が拡張します。さらに、陰茎海綿体の平滑筋もゆるむことで、陰茎海綿体に多くの血液が流れ込める状態になります。

こうして陰茎海綿体に血液が大量に流れ込むと、海綿体内の圧力が上昇し、陰茎が硬くなっていきます。これが「勃起」です。

さらに勃起すると、血液で満たされた陰茎海綿体が膨らみ、その周囲を覆う白膜が張ります。すると、海綿体から血液を運び出す静脈が圧迫され、陰茎に流れ込んだ血液が外へ流れ出にくくなります。

このように、「血液が陰茎海綿体に流れ込むこと」と「流れ込んだ血液が外へ流れ出にくくなること」の両方によって、十分な硬さの勃起が維持されます。

陰茎の縦断面図

勃起を引き起こす体内物質

勃起は、陰茎海綿体に血液が流れ込むことで起こります。このとき、重要な役割を果たしているのが「サイクリックGMP(cGMP)」という物質です。サイクリックGMPには血管や平滑筋をゆるめる働きがあり、陰茎海綿体の平滑筋がゆるむことで血管が拡張し、陰茎に血液が流れ込みやすくなります。

性的刺激を受けると、陰茎では一酸化窒素(NO)が放出され、それをきっかけにサイクリックGMPが増加します。一方、陰茎海綿体には、サイクリックGMPを分解する「PDE5(ホスホジエステラーゼ5)」という酵素も存在しています。つまり、勃起の状態は、サイクリックGMPを増やす働きとPDE5によって分解する働きのバランスによって調節されています。

射精後や、性的興奮がしずまった後で勃起が終わるのは、PDE5のおかげでもあります。PDE5がサイクリックGMPを分解することで、血管や平滑筋が閉じ、勃起が収束します。

性的興奮がおさまったり、射精したりすると、PDE5によるサイクリックGMPの分解が進みます。サイクリックGMPが減少すると、拡張していた血管やゆるんでいた平滑筋が元の状態に戻り、陰茎海綿体に流れ込んでいた血液が減少します。その結果、勃起が徐々におさまり、陰茎は通常の柔らかい状態に戻ります。

一方、ED(勃起不全)では、性的刺激を受けても十分な勃起が得られなかったり、勃起を維持できなかったりすることがあります。その原因の一つとして、PDE5によるサイクリックGMPの分解が、勃起を維持するための働きに対して相対的に優位になることが挙げられます。

バイアグラなどのPDE5阻害薬は、このPDE5の働きを抑えることでサイクリックGMPの分解を防ぎ、性的刺激を受けた際に勃起しやすく、また維持しやすい状態に導く薬です。

勃起の終わり方

勃起は、射精後や性的興奮がおさまった後に自然に終わります。このときに重要な役割を果たすのが、前述したPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素です。

性的興奮がおさまると、サイクリックGMP(cGMP)の生成量よりも、PDE5によって分解される量のほうが多くなります。その結果、サイクリックGMPの働きによって拡張していた血管が徐々に収縮し、陰茎海綿体に充満していた血液が体内へ戻っていきます。

こうして陰茎海綿体の血液量が減少すると、陰茎は次第に柔らかくなり、勃起が終わって通常の状態に戻ります。

勃起力が低下する原因

正常な勃起が起こるためには、性的刺激を脳から陰茎へ伝える神経が正常に働くことに加え、一酸化窒素(NO)の放出、サイクリックGMP(cGMP)の増加、動脈の拡張、陰茎海綿体への血液流入、静脈からの血液流出の抑制など、さまざまな仕組みが正常に働く必要があります。

そのため、これらの仕組みのどこか一つに問題が生じるだけでも、勃起しにくくなったり、十分な硬さが得られなかったり、勃起を維持できなくなったりすることがあります。

勃起力が低下してがっかりする女性

勃起力の低下に関係する原因として特に多いのが、血管の機能低下です。加齢に伴う動脈硬化だけでなく、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病によって血管がダメージを受けると、陰茎に十分な血液が流れ込みにくくなり、勃起力が低下することがあります。このように、血管や神経など身体的な原因によって起こるEDは「器質性ED」と呼ばれます。

一方、比較的若い男性では、仕事の疲労や人間関係のストレス、性行為に対するプレッシャーや過度な緊張など、心理的な要因が勃起に影響することもあります。性的興奮はあるのに勃起しにくい、または一度勃起しても途中で萎えてしまう「中折れ」が繰り返される場合には、心因性EDが関係している可能性があります。

また、服用している薬が勃起機能に影響を及ぼすこともあります。特に、抗うつ薬などを服用し始めてから勃起力の低下を感じるようになった場合には、薬剤性EDの可能性があります。

勃起力の低下は、性生活だけでなく、男性としての自信や生活の質(QOL)にも影響することがあります。「年齢のせい」と自己判断せず、勃起しにくい、硬さが足りない、途中で萎えるなどの症状が気になる場合は、一度、医療機関に相談することをおすすめします。

勃起力が低下した場合の対処法

前項で説明したように、勃起力が低下する原因は人によってさまざまです。そのため、勃起力を改善するためには、まず「なぜ勃起力が低下しているのか」という原因を把握することが重要です。

勃起力低下の主な原因は、大きく分けると、生活習慣病や加齢など身体的な要因による器質性ED、疲労やストレス、性行為に対する不安や緊張など心理的な要因による心因性ED、服用している薬の影響による薬剤性EDの3つに分けられます。

当院が2022年に中折れ経験者1,022人を対象として実施した「中折れした原因は何だと思いますか?」の調査結果も参考にしながら、ご自身の症状や生活状況から考えられる原因を確認し、それぞれに応じた対処法を検討してみましょう。

器質性EDの場合

  • 定期的に運動する習慣をつける
  • 栄養バランスの良い食事を心がける
  • 飲酒量を控え、禁煙を目指す
  • 十分な睡眠時間を確保し、疲労をためない
  • パートナーに勃起力の低下について伝える
  • 必要に応じて医療機関を受診し、生活習慣病などの有無を確認する

勃起力の低下には、動脈硬化や糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が関係していることがあります。勃起力の低下が気になり、しばらく健康診断や血液検査を受けていない場合は、一度医療機関で健康状態を確認することをおすすめします。

生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない場合や、すでにEDの症状がある場合には、バイアグラなどのED治療薬による治療も選択肢の一つです。ED治療薬については、医師に相談したうえで適切に使用しましょう。

心因性EDの場合

  • パートナーに勃起について悩んでいることを伝える
  • パートナーと性行為に対する不安や悩みについて話し合う
  • 仕事や人間関係など、ストレスの原因を見直す
  • 十分な睡眠をとり、疲労をためない
  • 必要に応じて医療機関を受診し、ED治療薬を試してみる

心因性EDでは、性行為に対する不安や過去の失敗経験、パートナーとの関係、仕事や人間関係のストレスなど、複数の要因が重なっていることがあります。「また勃起できなかったらどうしよう」という不安そのものが、さらに勃起を妨げることもあります。

そのため、まずはパートナーに悩みを打ち明け、性行為に対するプレッシャーを減らすことも大切です。また、一人で悩み続けず、医療機関に相談してED治療薬などを試すことも有効な選択肢です。勃起に対する不安が軽減されることで、症状の改善につながる場合があります。

薬剤性EDの場合

  • 勃起力が低下した時期と、薬を服用し始めた時期を確認する
  • 服用している薬に勃起機能や性機能への影響がないか確認する
  • 自己判断で薬の服用を中止せず、処方した医師に相談する
  • 服用中の薬剤名が分かるようにして、ED専門外来などを受診する
  • パートナーに勃起力の低下について伝える

薬剤性EDかどうかを自分だけで判断することは容易ではありません。特定の薬を服用し始めた後から勃起力の低下や性欲の低下を感じるようになった場合は、自己判断で服用を中止せず、まずは処方した医師に相談してください。

特に、向精神薬や抗うつ薬、降圧薬などを服用し始めてから性機能に変化を感じた場合には、薬の影響が関係している可能性があります。また、AGA治療薬などについても、服用中に性機能の変化を感じた場合は、処方医に相談して薬の影響について確認することが大切です。

なお、勃起機能には心理的な要因や身体的な要因など複数の原因が関係している場合もあるため、「オナニーでは勃起するから心因性」「オナニーでも勃起しないから薬剤性」といった自己判断だけで原因を決めつけることはおすすめできません。気になる症状がある場合は、医師に相談しましょう。

参照中折れEDを改善した人1,149人に「治ったきっかけ」を聞いた

女性の勃起について

女性も性的刺激や性的興奮によって、陰核(いんかく)や前庭球(ぜんていきゅう)などの海綿体組織に血液が流れ込み、膨張します。男性の陰茎と同じように、女性の性器にも血液が充満することで起こる「勃起」という生理現象があります。

陰核の先端部分は陰核亀頭(クリトリス)と呼ばれ、通常は陰核包皮や小陰唇に覆われています。性的に興奮すると陰核の海綿体に血液が流れ込んで膨張し、陰核亀頭が普段より露出することがあります。ただし、陰核亀頭の露出の程度には個人差があり、性的興奮時でも包皮に覆われたままの場合があります。

陰核は、外から見える陰核亀頭(クリトリス)だけではありません。陰核体から膣壁に沿って左右に伸びる陰核脚(いんかくきゃく)までを含む、体内に広がった海綿体組織です。性的興奮時には、外から見える部分だけでなく、陰核全体が血液によって膨張します。

【図1】女性器の体内にある陰核体と前庭球

また、膣の入り口の左右には前庭球(ぜんていきゅう)と呼ばれる海綿体組織があります。性的興奮によって前庭球にも血液が流れ込むと膨張し、陰核など周囲の組織にも影響を与えます。

性的興奮が高まると、陰核や前庭球への血流が増加するだけでなく、膣周辺の血流も増加します。その結果、膣壁から分泌液が増え、膣内が潤うことで、性的刺激を受けやすい状態になります。こうした身体的な変化は、性的興奮に伴って起こる自然な生理反応の一つです。

陰核と前庭球は【図2】のように女性器の内部に広がっており、性的興奮によって血液が流れ込むと膨張します。膨張した陰核や前庭球は周囲の組織への圧力や刺激に影響を与えると考えられており、性的快感にも関係しています。

女性の外性器イラスト

夜間勃起とは?

勃起は性的な刺激を受けたときだけに起こるわけではありません。健康な男性では、睡眠中にも性的刺激とは関係なく、自然に勃起することがあります。このような睡眠中の生理的な勃起を「夜間勃起」といいます。

睡眠には、比較的深い眠りである「ノンレム睡眠」と、浅い眠りである「レム睡眠」があり、これらが一晩のうちに繰り返されます。夜間勃起は、特にレム睡眠のときに起こりやすいことが知られています。

レム睡眠中は、脳が活動している一方で、身体の筋肉はリラックスした状態にあります。このときに自律神経の働きなどによって陰茎への血流が増加すると、性的な刺激や性行為を伴わなくても勃起が起こることがあります。

また、起床するタイミングがレム睡眠と重なることがあるため、朝、目覚めたときに勃起している「朝勃ち(朝立ち)」も、夜間勃起の一つです。

朝起きて朝勃ちを確認する男性

では、なぜ睡眠中に勃起が起こるのでしょうか。実は、夜間勃起が起こる正確な理由については、現在も完全には解明されていません。性的な夢や性的興奮とは関係なく起こることから、睡眠中の自律神経の変化や陰茎の血流など、さまざまな生理的な仕組みが関係していると考えられています。

夜間勃起は、男性の勃起機能が正常に働いているかどうかを知る一つの目安になることがあります。ただし、朝勃ちがないからといって、必ずしもED(勃起不全)というわけではありません。睡眠の質や睡眠時間、疲労、ストレス、加齢などによっても夜間勃起の頻度は変化します。

一方で、以前は朝勃ちがあったのに、長期間にわたってほとんど見られなくなったなど、勃起機能の変化が気になる場合は、EDを含めた身体的・心理的な原因が関係している可能性があります。特に、性行為時の勃起力低下など他の症状もある場合は、医療機関に相談するとよいでしょう。

女性にも夜間勃起はある

女性も男性と同様に、睡眠中に陰核(クリトリス)が血液で充満して膨張することがあります。これは女性における夜間の生理的な勃起と考えられています。また、陰核だけでなく、小陰唇や大陰唇などの血流が増加し、膨張することもあります。

女性の夜間勃起がなぜ起こるのかについては、男性と同様にまだ十分に解明されていません。性的な夢や性的興奮だけが原因とは限らず、睡眠中の自律神経や血流の変化など、さまざまな生理的要因が関係していると考えられています。

勃起時の理想的な大きさは?男女別で調査

Q.勃起時の男性器の理想的な大きさをお答えください。

【回答者】
20~50代男性 (10歳階級 : 各650名)合計 : 2,600人
20~50代女性 (10歳階級 : 各650名)合計 : 2,600人
集計期間 : 2022年1月14日~1月17日
調査方法 : インターネット集計

リサーチ協力 ⇒ 株式会社ネオマーケティング

勃起時の理想的な長さ

調査結果詳細

年代 大きい方がよい
18cm以上
やや大きい方がよい
15~17cm
普通サイズがよい
12~14cm
やや小さい方がよい
10~11cm
小さい方がよい
10cm未満
大きさは
気にしない
合計
男性 20代 77
(11.8%)
252
(38.8%)
216
(33.2%)
6
(0.9%)
3
(0.5%)
96
(14.8%)
650
(100%)
30代 73
(11.2%)
247
(38.0%)
242
(37.2%)
7
(1.1%)
2
(0.3%)
79
(12.2%)
650
(100%)
40代 86
(13.2%)
228
(35.1%)
271
(41.7%)
4
(0.6%)
0
(0.0%)
61
(9.4%)
650
(100%)
50代 80
(12.3%)
229
(35.2%)
282
(43.4%)
7
(1.1%)
0
(0.0%)
52
(8.0%)
650
(100%)
女性 20代 25
(3.8%)
170
(26.2%)
252
(38.8%)
15
(2.3%)
6
(0.9%)
182
(28.0%)
650
(100%)
30代 20
(3.1%)
155
(23.8%)
284
(43.7%)
20
(3.1%)
11
(1.7%)
160
(24.6%)
650
(100%)
40代 21
(3.2%)
138
(21.2%)
302
(46.5%)
14
(2.2%)
5
(0.8%)
170
(26.2%)
650
(100%)
50代 21
(3.2%)
82
(12.6%)
316
(48.6%)
14
(2.2%)
9
(1.4%)
208
(32.0%)
650
(100%)

世代別の意識比較

対象者 : 20~30代男性 1,300人

1位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](38.4%)
2位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](35.2%)
3位 : 大きさは気にしない(13.5%)
4位 : 大きいほうがよい[18cm以上](11.5%)

対象者 : 20~30代女性 1,300人

1位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](41.2%)
2位 : 大きさは気にしない(26.3%)
3位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](25.0%)
4位 : 大きいほうがよい[18cm以上](3.5%)

20~30代の男女で比較すると「大きい方がいい」と思っている男性は2人に1人(49.92%)、女性は3.5人に1人(28.46%)
「大きさは気にしない」と思っている男性は7.4人に1人(13.46%)、女性は3.8人に1人(26.31%)。
「普通サイズでよい」と思っている人は男女であまり差はありませんでした。

40〜50代の男女で比較

対象者 : 40~50代男性 1,300人

1位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](42.5%)
2位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](35.2%)
3位 : 大きいほうがよい[18cm以上](12.8%)

4位 : 大きさは気にしない(8.7%)

対象者 : 40~50代女性 1,300人

1位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](47.5%)
2位 : 大きさは気にしない(29.1%)
3位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](16.9%)
4位 : 大きいほうがよい[18cm以上](3.2%)

40~50代の男女で比較すると、「普通サイズより大きい方がいい」と思っている男性は2.1人に1人(47.92%)、女性は5人に1人(20.15%)でした。
「大きさは気にしない」と思っている男性は11.5人に1人(8.69%)、女性は3.4人に1人(29.08%)でした。
「普通サイズでよい」と思っている人は、20~30代と同様に男女であまり差はありませんでした。

全体の調査結果

対象者 : 20~50代男性 2,600人

1位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](38.9%)
2位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](36.8%)
3位 : 大きいほうがよい[18cm以上](12.2%)

4位 : 大きさは気にしない(11.1%)

対象者 : 20~50代女性 2,600人

1位 : 普通サイズでよい[12~14cm程度](44.4%)
2位 : 大きさは気にしない(27.7%)
3位 : やや大きいほうがよい[15~17cm程度](21.0%)
4位 : 大きいほうがよい[18cm以上](3.3%)

勃起時の大きさについて「平均以上の大きさを求める」と回答した人は、女性では4.1人に1人にあたる24.31%でした。一方、男性では約2人に1人にあたる48.92%が平均以上の大きさを求めていることがわかりました。

20~30代と40~50代で比較すると、平均以上の大きさを求める男性はそれぞれ49.92%、47.92%、女性は28.46%、20.15%でした。男女ともに、40~50代よりも20~30代のほうが「平均以上の大きさ」を求める割合が高いという結果になっています。

一方、「大きさは気にしない」と回答した人は、女性では約3.6人に1人にあたる27.69%、男性では約9人に1人にあたる11.08%でした。この結果から、勃起時の大きさを気にする割合は、女性よりも男性のほうが高いことがわかります。

さらに年代別に見ると、「大きさは気にしない」と回答した男性は20~30代で13.46%、40~50代で8.69%となり、男性では20~30代よりも40~50代のほうが、勃起時の大きさを気にする傾向が見られました。一方、女性では20~30代が26.31%、40~50代が29.08%で、女性では40~50代のほうが「大きさは気にしない」と回答する割合が高いという結果でした。

著者情報

竹越昭彦
監修医師 竹越 昭彦 (たけこし あきひこ)

浜松町第一クリニック院長。1991年に日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、東戸塚記念病院外科での勤務を経て、2004年10月に浜松町第一クリニックを開院しました。ED治療薬・AGA治療薬の処方を行う男性専門クリニックとして、21年以上にわたり診療を行い、全医院合わせて延べ360万人以上の治療実績があります。若年層の心因性EDから、生活習慣病や加齢に関連するED、AGA治療薬の継続使用に関する相談まで、幅広い年代の患者様の悩みに向き合っています。

略歴

  • 1966年 生まれ
  • 1991年 日本医科大学卒業
  • 1991年 日本医科大学付属病院
  • 1993~2002年 東戸塚記念病院 外科
  • 2004年10月 浜松町第一クリニック開院
  • All About「ED・勃起不全」ガイド担当
    ⇒【All About|竹越 昭彦 プロフィール】
所属学会
  • 日本性機能学会 会員
  • 日本化学療法学会 会員
  • 日本形成外科学会 会員

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