器質性EDとは?
器質性EDは、血管・神経・ホルモンのいずれかに物理的な異常が生じることで勃起が困難になる状態を指し、加齢や生活習慣病、手術や事故の影響などが主な原因とされています。
動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病はEDの発症と密接に関連しており、特に糖尿病患者の半数以上にEDの症状が見られ、他の疾患よりも発症リスクが高いことが調査でも示されています。
治療には内服薬が効果的とされるが、神経や血管の完全な損傷がある場合は注射による治療が必要であり、テストステロンの補充療法は副作用が多く当院では推奨していないとされています。
器質性EDとは
器質性EDとは、身体の構造的な問題や疾患により、物理的に勃起が阻害される状態を指します。主な要因は、以下の3つに大別されます。
- 血管障害によるもの : 加齢や生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)に起因する動脈硬化、外科手術による血管損傷など。
- 神経障害によるもの : 事故による脊髄損傷、糖尿病性神経症、手術による神経断裂など。
- 内分泌機能低下によるもの : 男性ホルモン「テストステロン」の減少(LOH症候群など)。
心因性ED(精神的ストレス等)とは異なり、身体的な治療アプローチが必要となります。
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血管障害による器質性ED
器質性EDの中で最も頻度が高いのが、血管の老化(動脈硬化)によるものです。特に糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、血管壁にダメージを与え、勃起に必要な血流を著しく阻害します。
加齢による血管の老化(動脈硬化)
血管も肌と同様に、年齢とともに弾力性を失っていきます。硬くなった血管は十分に拡張できず、陰茎海綿体へ血液を送り込むことが困難になります。2026年現在の調査では、40歳前後から自覚症状が増え始め、50代以降でその割合は急増します。
生活習慣病との合併
糖尿病 : 高血糖状態が続くと血管壁が糖化し、弾力性が消失。血管内膜に成分が付着し、動脈硬化が加速します。
高血圧・脂質異常症 : 高い圧力やコレステロールの付着が血管を傷め、EDの直接的な引き金となります。
神経障害・内分泌機能低下による器質性ED
神経障害によるメカニズム
性的刺激は脳から脊髄を通り、末梢神経を介して陰茎へ伝わります。糖尿病性神経症、脳卒中、パーキンソン病などの疾患や、脊髄損傷、前立腺がん手術等による神経断裂がある場合、信号が遮断されてEDを発症します。
内分泌(ホルモン)機能の低下
男性ホルモンであるテストステロンは、性欲や意欲、勃起力を維持する重要な役割を担っています。30代から分泌量は低下し、40~50代で数値が著しく低くなると「LOH症候群(男性更年期)」として、活力低下や深刻なEDを招きます。
調査データ : 生活習慣病とEDの深刻な相関
4,000人を対象とした調査(2021年実施)により、生活習慣病が中等度以上のEDリスクを大きく高めることが実証されています。特に「糖尿病」の影響は顕著です。
糖尿病・高血圧とEDの有病率
| 疾患ステータス | EDではない | 中等度~重度ED |
|---|---|---|
| 糖尿病と診断 | 31.3% | 48.6% |
| 糖尿病予備群 | 37.6% | 37.2% |
| 重症高血圧(140/90以上) | 37.6% | 39.4% |
| 正常血圧(120/80未満) | 59.3% | 20.1% |
器質性EDの最新治療法
動脈硬化(血管性)へのアプローチ
加齢や生活習慣病による血管性EDには、バイアグラ等のPDE5阻害薬が非常に高い効果を発揮します。有効率は80%以上に達し、適切に使用すれば70~80代の方でも安全に服用可能です。
重度の神経・血管損傷へのアプローチ
内服薬で効果が得られない場合(神経が完全に断裂している、血流が極端に悪い等)は、陰茎海綿体に薬剤を直接注射する「ICI療法」が検討されます。
内分泌(LOH症候群)への注意点
テストステロン補充療法は、副作用として動脈硬化の加速、前立腺疾患の悪化、抜け毛の進行などが報告されています。当院ではリスク管理の観点から補充療法は行わず、PDE5阻害薬による機能改善を中心に行っています。
略歴
- 1966年生まれ
- 1991年 : 日本医科大学卒業
- 1991年 : 日本医科大学付属病院
- 1993~2002年 : 東戸塚記念病院 外科
- 2004年10月 : 浜松町第一クリニック開院
- AllAbout「ED・勃起不全」ガイド担当
- 日本化学療法学会員
- 日本形成外科学会員
- 日本性機能学会員 外科
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選ばれる理由
浜松町第一クリニックは、2004年の開院以来、男性専門クリニックとしてED治療薬・AGA治療薬の処方を行ってきました。当院では、医師の問診により健康状態や服用中のお薬を確認したうえで、厚生労働省に承認された国内正規のED治療薬のみを院内で処方しており、国内未承認薬や海外製の未承認薬は一切取り扱っていません。診察は問診のみで、ズボンを脱ぐような診察はありません。来院は予約不要で、初診料・再診料は無料です。ご来院が難しい方には、初診からご利用いただけるオンライン診療にも対応しており、電話問診のうえご自宅や職場などへ郵送のほか、郵便局留で受取もできます。
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