ICI療法について
通常のED治療薬が効かない場合、陰茎に直接注射するICI療法が選択肢となります。効果は非常に高く、98%の症例で改善が見られますが、日本では未承認治療のため、利用には自己責任が伴います。
ICI療法は、神経や血管の損傷、重度の糖尿病や心疾患などにより内服薬が使えない、または効果が得られない人に向いています。注射後にすぐ勃起が始まるという特徴があり、性的刺激が不要という点も内服薬と大きく異なります。
副作用は比較的少ないものの、「持続勃起症」などのリスクがあるため注意が必要です。注射手技や対応を医師から十分に学ぶことが大切で、治療を検討する際には専門医療機関での相談が推奨されます。
ED治療薬が効かなかったらどうすれば?
世界中でも一般的に処方されているバイアグラなどのED治療薬の効果は、80 % 程度と高い有効性を誇ります。しかし、重度の糖尿病がある場合など、その恩恵を受けられない方もいるようです。また、心臓に疾患を持っていてニトログリセリン製剤を服用している場合では、そもそも服用できないわけで・・・。このような方には、ICI療法が非常に役立ちます!
ICI治療を受けた方の 98 % が効果を感じたと報告されていて、とっても高い効果を期待できる治療法です!しかし日本では未承認のため、基本的に自己責任になってしまいます。
◆◆◆浜松町第一クリニックではICI療法は行っておりません◆◆◆
ED治療の最後の砦『ICI療法』の特徴

ED治療の最後の砦ともされる ICI治療は、ドクターによって調合されたプロスタグランジンE1製剤を、直接陰茎海綿体に注入し、強制的に勃起させる方法。内服のED治療薬は、性的刺激を受けないと勃起が起こらないのに対して、ICIは、性的刺激を受けなくても勃起が起こるという点で、大きく異なります。
痛そう・・・と思うかもしれませんが、針は髪の毛程度の太さしかなく、薬の量も0.1cc~と少量で、チクっとする程度で注入完了です。 持病にも影響を与えることはなく、使用する人を選びません。薬剤は血液中にまわることはなく、注入してからおよそ5~10分で勃起が始まり、30分ほどで最大に膨張します。個人差はありますが、持続時間は3時間程度。射精後も勃起が持続するので、EDに悩む方だけじゃなく、早漏の方からも注目されている治療法なのです。
そんなに効果的なICI治療!利用者が少ないのはなぜ?もっと人気が出ても良さそうなものですが・・・。ICI治療の利用者がまだまだ少ないのには、どうも、こんな理由があるようです。
怖い!
うん、わかります。ICI治療は直接ペニスに注射をする方法なので、恐怖感を抱いてしまう方が多いみたいです。確かにそれだけ聞けば痛そうですもんね~。また、初回はドクターが注射をしてくれますが、2回目からは自己注射をしなければならないことがほとんど。なにせ 5~10分ほどで勃起が始まるので、クリニックで注射してもらってからすぐに現地に駆け付けなくてはならず、不便です!でも、1度ドクターに注入法を伝授してもらうと、「あれ?こんなもん?」と思うことが多いようですよ。2回目からは、タイミングをみて、自分で好きな時に注射出来ます。
高い!
ICI治療は、バイアグラなどのED治療薬に比べて高価なもの。バイアグラ等は1錠1500円~が一般的ですが、ICI治療の平均価格は1回 5,000~10,000円程度!セックスするごとに5,000円以上かかるわけなので、なかなか手が出ないのも当たり前・・・。いくら効果的であっても、これでは経済的負担がバカになりません。
感度が下がる!
ED治療薬と違い、強制的に勃起させるので感度が大幅に下がることがあるみたい。
日本国内で未承認である!
バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの内服のED治療薬と違い、ICI療法は、日本国内では厚生労働省に承認されていない治療法となります。海外でも広く行われている方法で安全性は高いですが、日本では自己責任で治療を受けることになります。
一部の大学病院では積極的にICI治療を行っています。以下のHPでも紹介されております。糖尿病による神経障害や動脈硬化、また前立腺がんの治療や事故等により神経が損傷し、重度のEDで悩まれている方は一度、相談してみてもよいでしょう。
ICI療法を選択する必要のある人
ED治療では、基本的にバイアグラなどの内服薬が治療の第一選択となります。しかし、狭心症や心筋梗塞の治療に用いられるニトログリセリン製剤や、不整脈の治療薬であるアミオダロン、アンカロンを服用中の方、肝臓に重度の障害がある方などでは、ED治療薬の処方が出来ません。
また慢性的な病気をお持ちの方や、神経に障害がある方など内服でのED治療では効果が得られない場合などでは、ICI療法を選択する必要が出てきます。
※当院での判断基準当院では、ICI療法を実施しておりません。当院にED治療にて来院された患者様で以下の場合は、ICI療法を行っている医療機関の受診をお勧めしております。
- ED治療薬と飲み合わせの悪い薬を服用中の方。又は、持病がありバイアグラなどのED治療内服薬を処方出来ない場合
- 性的刺激を受けても性器がまったく反応しないなど、前立腺がん治療等で性器周辺の神経や血管が断裂していると推測され、内服ED治療薬の効果が期待出来ない場合
- コントロールされてない重度の糖尿病などで、内服ED治療薬で十分効果がでない場合
- その他担当医がICI治療の方が適切だと判断した場合
副作用と注意事項
ICIは安全性も高く、ごく稀に皮下出血や、局所のむくみなどが見られる程度で、重篤な副作用は認められていません。ただし気をつけたいのが、稀におこる「持続勃起症」です。注射後、4時間以上勃起が続く場合は、放置すると海綿体が障害をきたす恐れがあるため、専門医の受診が必要となります。自己注射をする場合には、注射方法などをしっかりと理解する必要があります。
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当院の治療方法
浜松町第一クリニックでは、患者様に問診を実施し、厚生労働省に認可されたED治療薬を処方しております。例えば、心因性EDの場合、何らかのきっかけでEDの悩みが改善するケースが少なくありません。当院の集計データによると、そのほとんどは、バイアグラなどのED治療薬を1回から数回服用し、ご納得のいく性行為ができれば、それが自信につながり、その後はED治療薬を服用しなくても改善するケースが多いことが証明されています。もし、同じようにEDで悩まれている方がいらっしゃいましたら、ED治療薬を試してみることによって改善される可能性は十分にあります。少しでも心配な方は一度当院で受診されてみてはいかがでしょうか?
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バイアグラは、ED治療薬の元祖とも言われている勃起補助薬剤です。 日本では1999年3月より発売され、知名度のみならず愛用者も多いお薬です。
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レビトラは、2004年6月に発売された即効性のあるED治療薬です。販売中止が発表され現在、国内市場からは既に姿は消失しています。
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シアリスは、2007年に発売された最新のED治療薬です。バイアグラ、レビトラと比べ圧倒的な持続効果が特徴です。
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世界で不動の地位を築いてきたバイアグラ。ついに特許期間満了によって2014年5月にバイアグラのジェネリック(シルデナフィル錠)が登場しました。
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レビトラの代替は厚労省から認可を得た国産の沢井製薬、東和薬品、富士化学のレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)を推奨します。
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2020年3月にシアリスのジェネリック医薬品「タダラフィル錠」が登場。厚労省から製造承認を取得した東和薬品と沢井製薬のものを扱っています。
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(グループ7院の合算データ)
ED治療薬の処方には医師の診察が必須で、
当院では年間約20万人の対象患者様に処方しています。
(2006年時の20代の初診割合は4.92%)
人口減少しているのにED初診数が増加しており、
20代でEDで悩む割合がとても増えています。
(2006年時の70代の初診割合は1.30%)
当院グループだけでも、
月60名程度80歳を超える患者様にご来院いただいています。
まずは郵送処方を
試してみるのがオススメです!