米国の医学・心理学研究では、オキシトシン(癒しホルモン)の上昇が確認され、これにより気持ちの満足や夫婦の信頼関係向上、身体的な痛みの緩和にもつながると報告されています。また、SEX時に分泌されるβ-エンドルフィン(天然の鎮痛剤)が作用することで疼痛の軽減も期待されます。
ペニスの勃起は細い血管(直径1〜2 mm)への血流が鍵であり、ここに異常があると動脈硬化の初期症状が現れます。つまり「一日一勃ち」を意識することで、将来的な心疾患や脳梗塞の予防につながる可能性があるとの観点が示されています。
竹越昭彦院長によると、40代は肉体的・血管的老化が進む時期であるため、性生活を活発に保つことが血流促進やED予防に効果的とされています。その結果、身体全体の健康の維持にもつながると力説されています。
健康な日々、豊かな人生を送るためにSEXは欠かせません。事実、SEXの健康面での効果が科学的にも認められてきています。

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たとえば、アメリカ最大の医療関係者向けサイト「Web MD」においても、SEXが癌や心臓病リスクの低減につながるとする研究結果が掲載されています。また、アメリカの心理学者らによる研究チームも、SEXの健康メリットが多岐にわたることを発表しています。彼らは、SEXによって自己肯定感が高まり、パートナーとの人間関係まで改善される(親近感や信頼が増す)と伝えています。「SEXをすれば気持ちも満たされるし、パートナーとの関係が良好になるのは当然だろう」と思う人もいるでしょうが、ここではその原因がオキシトシンという恋愛ホルモンの上昇によることが科学的に検証されました。私の患者さんにもED克服によって性生活が復活し、夫婦関係が改善したケースが多く見受けられますが、「SEXが男女の距離が近づける」ということが科学的にも立証されたのです。
さらに、このオキシトシンの効果によって「苦痛の緩和」が期待できることも報告されています。アメリカのウィルクス大学に所属する教授らの研究結果によれば、オキシトシンを吸入した被験者48人のうち、その半数以上に痛みの緩和が認められたというのです。さらには、人を寛大にする効果もあったと報告されています。
では、なぜオキシトシンが苦痛の緩和につながったのか。実はオキシトシンには、SEXの際に分泌される脳内麻薬「βエンドルフィン」を増加させる作用があります。このβエンドルフィンには、別名「脳内モルヒネ」とも呼ばれるほどの鎮痛作用があるのです。マラソンランナーなどが体感する、極限状態で気分が高揚するランナーズハイと呼ばれる状態もまた、このβエンドルフィンの作用によるとされています。SEX前後のスキンシップによってオキシトシン濃度が上昇し、それによってβエンドルフィンの分泌も増加。これが、苦痛の緩和につながったというわけです。
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そもそも勃起のメカニズムを考えたとき、SEXは健康のバロメーターにもなります。しっかりと勃起してSEXできるかどうかは、体内の血管状態を把握するための重要な指標となるのです。以前にお伝えした通り、ED症状は動脈硬化が進行しているサインでもあります。血管の老化=動脈硬化ですが、動脈硬化は細い血管から症状が始まるため、初期症状としてEDが起こるのです。
ペニスが勃起する際に血液が流れこむ海綿体動脈の直径は1~2mmで、私たちの体では細い部類に入ります。ちなみに、最も太いのは大腿動脈で直径7~8mmであり、心臓の冠動脈は3~4mm、頸動脈で5~7mmです。動脈硬化がさらに進行すれば、こうしたより太い血管にも症状が出始めることになり、それが心筋梗塞や脳梗塞といった危険な症状に発展してしまうのです。EDはそれらの前段階の状態とも言えるため、SEXで勃起できるということは、健康的な体を保てている証拠だとも言えます。
勃起によってペニスの血行が促進され、それ自体がED対策につながることは以前にお伝えした通りです。40代を超えると、肉体的な老化が表れ始め、血管の老化も進行していきます。健康な日々を送り続けるためにも、これまで以上に性生活を活発にしていきたいところです。
